■麻雀放浪記

《麻雀放浪記》1984年
監督/和田誠、主演/真田広之

シネ・リューハ浦和にて、学生時代にハマッた「麻雀放浪記」を見ました。

戦後間もない東京、中学生の哲(真田広之)は、ふとしたことから博打の世界に足を踏み入れ、そこでいろいろな売人に出会い・・・
というお話。

ノガミのドサ健に加賀丈史、出目徳に高品格といったキャストが見事。
学生時代に初めて見たときはメチャクチャはまりました。
サイコロを振るときに「明日は雨かな?」とか言ったり、負けたときに「オラぁもうこれで、血も出ねえよ」とか言って寝てみたり。
真田広之のツバメ返しや二の二の天和など、イカサマ技もカッコイイです。

ドサ健が「てめぇ人を見て技を使えよ!」と言って立ち上がるシーンで電灯の笠が頭にコーンと当たるところが笑えます。

コントラストのキツイ白黒映画で、わざとチープに見せる撮影が映画の雰囲気にあっています。
ただちょっと長いだよね。面白いんだけど、ちょっとだれる感じは否めません。

私的面白度★★★★
オススメ度★★★
バカ映画度★★★

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