■修羅の極道 蛇の道

《修羅の極道 蛇の道》1988年
監督/黒沢清、主演/哀川翔

シネ・シネダーン浦和にて「修羅の極道 蛇の道」を見ました。

娘を誘拐され、乱暴された上に惨殺された宮下(香川照之)は、偶然出会った男・新島(哀川翔)に手伝ってもらいながら犯人を突き止め復讐をしようとするが・・・
というお話。

香川照之の狂った男もいいが、やっぱり哀川翔です。
「一度やってみたかったんだよ」とうそぶきながら淡々とヤクザを誘拐・監禁し、平気で嘘をつき殺す。
普段は高等数学(?)の塾の教師なのだが、その数学も難しすぎて訳わかんなくて怖い(笑)。

ヤクザを全く恐れず無表情に復讐の手伝いをする新島に、香川照之演じる宮下がだんだんと恐怖を感じていくのと同時に、見ている方も「あいつは一体何者なんだ?」という恐怖が襲ってきます。

んが、しかし!! レンタルビデオで見る方はご用心!
本編の前に続編である「修羅の狼 蜘蛛の瞳」の予告編があるのですが、ここで本編の結末を一部明かしてしまっています!
これを先に見てしまったがために、恐怖も半減でした。
アホか!大映!!

私的面白度★★★
オススメ度★★
バカ映画度★

戻る