■血の祝祭日

《血の祝祭日》1963年アメリカ
監督/ハーシェル・ゴードン・ルイス、主演/コニー・メイソン

映画秘宝誌の「超怖い映画50選」から、「血の祝祭日」を見ました。

いやあ〜、これもまたずいぶんとヒドイ映画だったなあ。
脚本も撮影も役者も、なにもかもが素人映画。
カメラなんか固定ばっかりで、動いたと思ったら素人が手で動かしてるみたいなぎこちない動き。
ズーミングなんか結婚式を撮影した映像みたいだよ。

そして犯人役の男の顔と演技が怖いこと!
血糊とはらわたの量では、最近の映画にも劣りませんな。
もっともこんな映画、今じゃ作らないだろうけど。

あ、お話は、古代エジプトの悪魔の信望者が5000年前の悪魔を復活させるために若い女性を殺してははらわたをえぐり出し、それを料理するという内容。
はっきり言って話の内容なんかどうでもいいです。ただ血とはらわたを見せるためだけの映画でしょう。

なんでもこの映画、世界で初めて人間のはらわたをアップで写した作品としてカルトなんだとか。
それがなかったら全く見るところのない映画です。
え?もちろん私は好きです。

私的面白度★★★
オススメ度★
バカ映画度★★★★

※この映画のオススメ度は★ひとつ。要するにオススメしません、という意味なので、見る場合は自己責任でお願いします。(^^;

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